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ひまわり開花まで後少し。新第63期修習生です。
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お次は行政法です。

私、なんと、行政法も得意なんです(笑)。
実力者が苦手とすることの多い公法系の分野で、
毎回、安定的に点が取れるのは、
私が実力者ではない証拠でしょう(笑)。

行政法の必勝ポイントは、なんといっても、
「誘導に乗る」
です。

行政法はこれまでの4回分を見ても分かるように、
論点的には、受験生が考えれらるものしか出ていません。
民事系のように、
「え~、何これ。聞いたことないよ~!!」
っていうのはないです。

とすれば、勉強方法はただ一つ。
「基本書と判例をしっかり理解すること」
です。

私は塩野と芝池を併用していました。
加えて、百選は解説も含めて何度も回しました。
これさえやっておけば、
行政法の問題で、
「え~、何これ。聞いたことないよ~!!」
ということにはなりません。

後は、誘導に乗るだけです。
逆に言うと、上に書いたことをやった人なら、
簡単に誘導に乗れます。
誘導に乗って、ただびたすら、問題文が要求していることを書くだけ。

そのときに、大事なことは、
「事実を拾って評価すること」
です。
必ず、事案の特殊事情や、具体的な事実があがっています。
それを拾って、その事実がどういう意味なのか(=評価)を書く。

これさえやっておけば、平均以上の点は必ず付きます。

それから、今年の問題は、
誘導で問われていることの数が非常に多かったと記憶しています。
となると、もう一つ大事なことは、本試験における時間の管理です。

公法系全体で4時間という時間が与えられていますが、
私は、憲法で2時間、行政法で2時間を死守していました
(これは他の科目でも同様)。
「時間が足りない」と言って失敗する人の多くは、
完全解を時間内に書ききろうとしているように見えます。
そういうスタンスでは、問題文が複雑になっただけで失敗します。
完全解を書くのではないです。
2時間で勝負できることを書くのです。
言い換えると、2時間で書きうる量を書く。
行政法ならば、すべての誘導に乗らないと点が満遍なく入らないので、
2時間で書きうる範囲で、各誘導に書くべき量を調節します。
これは本試験ではいきなりできないと思うので、
ある程度、時間を計って書く練習を重ねておく必要があります。
予備校答練等を大いに利用してください。

以上が行政法の必勝法です。
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