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ひまわり開花まで後少し。新第63期修習生です。
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おはようございます。

注目の中始まった裁判員裁判。
初日の話題の中心は、
「なぜ裁判員による証人尋問がなかったのか」
ですか?

新司受験生が好き勝手なことを書きます。
多少、言い過ぎ感があるかもしれませんが、
そこはご愛嬌ということで。

一説によると、検察官尋問の後、裁判長が短時間の休憩を取り、
そのときに裁判員に質問の有無を尋ねて、
裁判員が何も質問がないと言ったことから、
そのまま尋問を終了したのではないかとのこと。

無理もないと思うのよねぇ。
6人中5人が女性でしょ。
年齢構成とか職業とかまったくわからないけど、
年配の人とか、専業主婦の人とかの場合、
傍聴人で満員の裁判所という不慣れな場所で、
しかも報道関係者が注目する中、
いきなり声を発するというのはまず無理だろうなと思う。
ぶっつけ本番で、舞台に立たされているようなものだもんね。
まず、あの状況で質問をしろということ自体が無理。

それと、いきなり質問をしろといわれても、
何を聞けばいいのかよくわからないんじゃないかな。
いくら、市民の目線で、単純に思ったことを口にしろ、といわれても、
何か法律的に間違っていたらどうしようとか、
「証人尋問」という呼び方から質問のやり方に形式があるのではないかとか、
単純にどういうことを聞けばいいのかが、
本当にわからないんだと思う。
例があれだけど、ローの授業で、先生に当てられて、
失語症みたいに口をパクパクさせてる生徒みたいに
(私の行ってたローはレベルが低いので、
 こういう人がよくいました)。

さらに、やっぱり最終的には、
「責任を負いたくない」
という気持ちがあるんじゃないかな。
「負いたくない」かつ「負えない」。
あの場で自分が発した言葉によって、
ほかの裁判員の心理状態に影響を与えたり、
下手をしてほかの人の判断を誘導するようなことになってしまったら
どうしよう、
というような?
はじめての裁判員裁判だし、
よくわからないし、
自分はそこまで責任を負える人間じゃないし、
逆に取り返しのつかないことになってしまったら一生後悔する。
だったら、ここはひとつ、裁判長の言うことにおとなしく従っておこう。
そんなところじゃないでしょうか。

なかなか自分の意見を人前ではっきり主張するという教育を受けてこず、
かつ、そういう環境にも恵まれなかった人にとって、
裁判員になったから人前で声を出せといわれても、
それは無理だと思う。

さてさて。
注目の証人尋問は今日も続くらしい。
今日は新たな展開があるのかな???


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