忍者ブログ
ひまわり開花まで後少し。新第63期修習生です。
■ カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
■ 最新CM
[11/01 上海]
[10/18 土佐犬]
[10/02 土佐犬]
[09/25 miyabi]
[09/19 ロー生]
■ 最新記事
■ プロフィール
HN:
ぱんだ
性別:
非公開
■ バーコード
■ ブログ内検索
■ カウンター
■ アクセス解析
[312]  [311]  [310]  [309]  [308]  [307]  [306]  [305]  [304]  [303]  [302
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

おはようございます。

あと2週間ちょい、でしたっけ?

私、この夏は、「落ちたときのこと」しか考えていません。
っていうか、これしか考えられない。
「受かったときのこと」を考える余裕なんて、ない。
「受かったときのこと」は、実際に受かったときに考えればいいわけだし、
それで十分間に合うと思う。
っていうか、十分間に合うだけのエネルギーが絶対に出てくるはず。
まぁ、実際、受かってるとはとても思えないですし、ね。

「受かったときのこと」、つまり、
就職活動とか、修習に備えた勉強だとか、
英語の勉強だとかができるのは、
やはり1回目の人が多いんじゃないかな。

もちろん、1回目の人でも、
「そんな余裕ない」、あるいは、
「論文ボロボロで、自信ゼロ」とか、
すでに6月の時点で敗者復活戦送りが決定したって人もいるだろうし、
2回目、3回目の人でも、
受かった気分満々で就職活動をしている人もいるんだろうけど。

だけど、相対的に、
やはり、「受かったときの活動」ができるのは、
1回目だと思う。
あれは、1回目の特権だと思うわ。
ここで前にも何度か書いたけど、私自身もそうだったもの。

3回目の気分というのは、私にはまだわからないけど、
2回目の気分というのは、本当に地獄です。
論文の「相対評価」という言葉は、まったく当てにしていません。

あくまで、本当にあくまで私見ですが、
合格者のうち本当に実力があって合格した人は半分くらい
(ここで半分というのが数値的に正しいか否かは別として)。
残りの半分は運がよかった人じゃないかと思う。
そういう言い方は失礼か。
裏を返すと、
不合格者のうち、そもそもだめだめな人は半分くらい。
残りの半分くらいは、運が悪くて落ちたんじゃないか、ということ。
要するに、1000番台から3000番台くらいは、
いくらでも順位が入れ替わる可能性があると思っています。
それも、問題文との相性とか、採点者の当たり・はずれ、
当日の体調や精神状態、直前に目を通した資料に書いてあったこと、
なんとなくの気分、筆のすべり具合、
隣の人の貧乏ゆすりの激しさ、息の荒さ等々、
さまざまな運的な要素によって。
そういうことを総合的に表した言葉が「相対評価」じゃないかと思う。

新司の怖いところは、たった3回で、
当たりくじを引かないといけないこと。
はっきりいって、くじ運の悪い人は、かなり不利だと思う。
あ~、私だ~(笑)。
しかも、年々、当たりくじの確率が下がってきてるし。

なんかね。
論文の採点対象者の中から、
明らかによくできてる人にまず合格札をあげて、
明らかにだめだめな人には不合格札をあげて、
残りの人たちの中から、
お年玉つき年賀はがきみたいに的に矢を当てて合格受験番号を決めても、
結果的に同じなんじゃないかと思えてくるんです。

だから、本試験が終わったら、もうほんと、
宝くじに当たるのをじっとまってる気分。

これが2回目の人の正直な気分じゃないかな???

今年もはずれくじだった場合、
来年の本試験まで最後の受験勉強をする準備はできています。
発表の日から後8ヶ月。
最後の受験生をやり遂げるつもりです。

来年は、本試験以降はもう、勉強しないと思う。
少なくとも、受験勉強はする必要もなくなるし、ね(笑)。
修習のための勉強も、、、どうかなぁ。
する気分にはなれそうもないです。
多分、バイトとかしながら、
現実的に生きていく道を探してるんじゃないかな。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
同感です
はじめまして。3回目を受けてきた者です。
この夏、ずっとこちらを読ませてもらってます。
最近では、受験生のブログを読んでもナーバスになりがちですけど、
ぱんださんのいつも率直な意見には、同感することが多いです。
夏もしっかり自分を律しておられますね。
私も昨夏は覚悟していたので、今年につなげるようにはしていましたが…。

結局、この世界、ひところの旧試験の合格者数である上位500人位のみが、
先輩弁護士たちに受け容れられるのは止むをえないかもしれませんね。
ですから、いわゆる高スペックの方たちが青田買いされるわけですが…。

長く受験してきましたが、すべて終わってみて、 見えることもあります。
「千番~3千番が誤差の範囲」というのは若干レンジが大きいかもしれませんが、
結局、本番での精神的プレッシャーがきつすぎて、
普段の学力が出しにくいところがそうさせる気がします。
修羅場に強いタイプが選ばれるのは、この仕事の性質上仕方ないのでしょうか。
何事も自己責任ですが、仕事を捨ててまで勧められる道ではないですね…。危険すぎます。

この夏は、私も「現実的に生きる道を探して」いましたが、
不況や、法務博士という無用の長物を背負って、
すぐに割り切れるものでもないですね。
とりあえず先日、周囲に迷惑のかからないものとして、
昨年から射程に入れてきた別の資格を受験してきました。
司法試験と重なる知識+テクニックは少なく、
これも厳しかったです。 ただ、よい勉強にはなりました。
普通の法律関係はやはりやる気がおきませんし。
(合格したらヤバイです。でも少しは遊びたいしなあ。)
中途半端に余ったあと2週間は、本当に久しぶりの休暇を(精神状態最悪ですが)、
ゆるゆると過ごそうと思います。

3回目の受験、これもあっという間に過ぎますが、やはりとてもきついです。
当然精神面がですね。周囲の人間は潮が引くように去っていきますし。
本番では意識が飛びそうになりましたが、何とか持ちこたえました。
先延ばしにしなくてよかったです。来年の幸運の保障はどこにもありませんしね。
お互いの合格を祈って…。長文失礼しました。

2009/08/25(Tue)18:45:06 編集
コメントありがとうございます。
潤さん、はじめまして。
計3回の受験、本当にお疲れ様でした。

3回目を受験された方から、こんな風にコメントをいただくと、
本当にうれしいです。
ブログで書きたいだけ書いていながら、
その実、他の受験生の気持ちを返って逆なでしてるんじゃないかと、
毎日、心配していますから(笑)。

2回目、3回目の気持ちは、受けた人にしかわからないと思います。
私も1回目のときまでは無知でした。
「最後の3回目を受ける勇気はないから、
 2回目までで受からなかったら撤退しよう」とか、
「2回も3回も受けて受からないなんて、
 よっぽどセンスがないか、サボってるかだろう」とか、
能天気ないしは無神経なことを考えていました。

でも今はまったくそんなことは思いません。
新司は2回目からが真の意味での受験生になれるような気がします。
受け控えや早期撤退する人がほんと、多いですもんね。
そういう中で、3回まできっちりと受験された方を私は尊敬します。
精神力が強くないと、受験を続けること自体、できないと思います。

就職を受け入れる事務所の側も、そういうところを評価してくれるといいんですけどね(笑)。
挫折を知っている分、最後まで投げ出さないですよぉ。
他人の心の痛みがわかりますよぉ。
とかつぶやいてみても、世間の目は冷たいですけどね(笑)。

夏に受験された資格って、もう一つの「司法」資格ですか?
私も来年、受験してみようかな。
今年は願書の期限がギリギリで間に合いませんでしたので。

本当に、潤さんにも合格の鐘がなりますように。
【2009/08/26 10:18】
忍者ブログ [PR]